Track B

クライアント

専任チームで実現する継続的なWebパフォーマンス改善

パフォーマンスは Web アプリケーションにとって欠かせない品質の一つです。

一方で、パフォーマンスを大きくかつ継続的に改善するには、改善と維持を行うための基盤づくり、改善結果を統計的に評価するための仕組み整備、小手先ではない抜本的な改善の実装など、少なくないリソースが必要です。

そこで我々は Web Performance Engineering という専任のチームを立ち上げてこれらの課題に向き合ってきました。

その結果、これまでにモニタリング環境の整備、Critical CSS など複数の大型施策の実装、地道な CLS 改善の積み重ねといった多くの成果を上げることができました。

また、今夏の大規模 UI/UX 刷新ではプロダクトチームと連携して、リニューアル前後のパフォーマンス分析と改善を行いました。

本セッションでは、独立したチームとしてパフォーマンス改善タスクを進めることの意義やプロダクトチームとの関わり方から、最近の改善事例とその評価、そして将来の野望まで余すことなくご紹介します。

Speaker

野口 直寛

Web Engineer

2018年新卒入社。

入社以来 ABEMA Web チームに所属。

テックリードとしてチームの技術戦略を考えながら、パフォーマンス、リライアビリティ、DevOps 生産性向上に取り組んでいます。